ピアニスト平光広太郎さんが7年ぶりに2枚のアルバムを同時発表。「Monument」と名付けられたアルバムはベースの出宮寛之さん、ドラムの大森ひろさんとのトリオ結成10年を節目とした作品。もうひとつの「Fruition」と名付けられたアルバムは先ほどのメンバーにベースの長谷川英喜さん、ドラムの山下佳孝さん、ギターの清水行人さん、テナーサックスの佐藤祐紀さん、アルトサックスの早川ふみさん、トローンボーンの餌取雄一郎さんが加わって、敬愛するミュージシャンとの活動を通じて実を結んだものをひとつづつまとめた作品とのこと。
どちらも全曲平光広太郎さんオリジナル曲で構成されていて、印象深いメロディが散りばめられています。平光さんをはじめ、参加ミュージシャンの自由にのびのびとした演奏が聴いていてとても気持ちがよい素敵なアルバムになっています。
今回のライブはこれらのアルバムからの曲が中心となりますが、どんな展開になるのか分からないのがライブの魅力。平光さんのことですので、必ずここでしか聴けない素晴らしい演奏を聴かせてくれるはずです。
東海エリアで活動する若手のミュージシャンによるユニット”9th call”(ナインスコール)。それぞれ素晴らしいテクニックをもっていて意欲的な活動をしています。今回はドラムの足立さん昔からの付き合いで大阪で活躍されているトランペットの横尾昌二郎さんをゲストに招いてカルテットによるライブ。
横尾さんは朝ドラのカムカムエブリバディに出演されたりYouTubeの動画に登場したり、と大活躍。現在の関西のジャズ界を牽引するミュージシャンの一人です。
沼尾翔子さんはアイルランドでボーカルや作曲を学んだという異色の経歴の持つ女性シンガーソングライター。浮遊感のあるオリジナル曲をファルセットを使って静かに歌います。ゆったりと流れる時間に癒しが感じられます。
ギターの増田涼一郎さんは新進気鋭のジャズギターリスト。ギブソンのジャズギターコンテストでファイナリストとなった卓越したテクニックでコンテンポラリーな感覚による素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
増田さんによると、今回のライブは単にボーカルと伴奏のギターという組み合わせではなく、少ない音数で空間を大事にするアンサンブルを目指して、そのなかでボイスとギターによる即興性の高いものがあったりと面白いものを聴かせてくれるとのことです。
名古屋の上田和夫さん、三重の剣山啓助さん、ふたりのジャズジャイアンツの数十年ぶりの再会!歳を重ねてますます輝き続ける真のジャズマンの音の対話を、背中を追う百本マイさん、木全希巨人さんの演奏とともにお楽しみください。
ライブ終了後はアフターセッションも予定しています。素晴らしい大先輩と演奏を通じてコミュニケーションができる貴重な機会です。奮ってご参加ください。
「Big Catch」は、サックス奏者の浜崎航さんとピアニストの松本茜さんのコラボレーションによるジャズコンボ。スピード感のあるストレートアヘッドな曲から静かなバラードまでモダンジャズの美しさと楽しさを直球で伝えてくれます。浜崎さんの軽妙なMCもライブの魅力のひとつ。
<浜崎航(sax/fl)>モンタレージャズフェスティバルに出演したり、ハービーメイソンのバンドメンバーとして東京ブルーノートに出演したりと海外での評価も高い日本のジャズシーンを担うサックスプレーヤー。美しいメロディライン、力強さと繊細さが共存する独特なスタイルが魅力。
<松本茜(p)>島根県出身で4歳からピアノを始め、8歳のころにジャズに興味をもつ。高校1年生で浅草ジャズコンテストの最優秀ソロプレーヤー部門金賞をとり天才少女として話題になった逸材。フィニアスニューボーンJr.の影響を受けたというスピード感のある力強く華やかな演奏が魅力。
<広瀬潤次(ds)>長崎県出身。大学在学中よりプロとして活動。ハンク・ジョーンズ、ロドニー・ウィテカーなど、国際的なジャズ巨匠との共演歴も多数。圧倒的なスイングとグルーブが世界から絶賛されているスーパードラマー。
<大塚義将(b)>群馬県出身。高校の吹奏楽部でベースを始めて大学でビックバンドに所属。レイブラウンに感銘を受けて独学でジャズベースを習得。繊細で力強い演奏で注目を集めている。
<カサ スリム>
切なくて、どこか滑稽。
悲しいのに、ふと笑ってしまう。
ブルージーでフォーキーな自作の歌を、飄々と歌い出せば、空気がゆるみ出す。
ときに静かにバラードを歌い上げ、ときに感情のままにシャウトすることも。
失恋の果てに出会ったブルースに導かれ、単身シカゴへ。
気づけば“癒しのブルーズマン”と呼ばれるようになっていた……んやて。
CD5枚、DVD1枚、詩集2冊を発表。
音と言葉をギターに乗せて、全国各地へ行商の旅をつづけている。
<トモダマコト>
郷愁を誘うメロディに、語りかけるように響くブルースハーモニカ——それが彼の真骨頂。
ベースの川合進さんがインドネシア赴任中に在籍したギャラクシーオーケストラにおいて一緒に活動した縁でインドネシアから素晴らしいシンガーNeeaさんが松阪に来てくれます。
さらに今回はそのギャラクシーオーケストラで活動していたボーカルの杉山美紗さんも東京から来てくれる、ということで国際色豊かで華やかな川合進トリオのライブです。
トリオのメンバーは川合さんのほか、ご存知ギターの田中渉さんとドラムの荒木ジュンジさんです。
名器Ervin Somogyiが織り出す透明感のあるアコースティックギターの音色、どこか懐かしく暖かいメロディライン。最初の1音が鳴った瞬間から私たちを心地よい別世界に導いてくれる素敵なライブです。
<小松原 俊のプロフィール>
1958 年 9 月 13 日生まれ B 型 山口県下関市出身。日本を代表するアコースティック・フィンガースタイル・ギタリスト。
1985 年よりギタリストとして谷山浩子・沢田聖子・森山良子などのコンサート及びレコーディング等へ参加すると同時にライブ活動を開始。これまで6枚のソロギターアルバムを発表。高い評価を得ている。
本格的なビバップを聴かせてくれる最高のピアノトリオです。溢れ出るビバップの旋律、抜群のグルーブ感、絶妙なアンサンブル。日本を代表する3人の素晴らしいミュージシャンが奏でるモダンジャズの妙技をぜひ、間近で堪能してください。
<小林陽一 (ds)>
‘92年NYから帰国と共に「GOOD FELLAS」を発表。SJ詩ゴールドディスクを獲得。“日本ジャズ維新”のリーダーの一人として貢献する。2023年通算32枚目のCD「JJM & The Battle Live」発表。プロ活動48年目。
<太田寛二 (pf)>
2001年に待望のCD「If you could see me now」をジミー ラブリース(ds)を迎えて録音。2021年、(ゲストとしてジミーヒース(ts)等を迎え「Our Jazz Family」発表。本格派バップピアニスト。
<栗谷巧 (b)>
201年Benny Green(p)、Gregory Hutchinson(ds)のトリオで全国ツアー。2014年~現在、渡辺貞夫のメンバーとして活動。他にも沢山のバンドからオファーを受けている。基本アンプを使わないこだわりを持つ。
<Session in Serai>
特別なイベントがない木曜日と金曜日はセッションナイト。地元の腕利きミュージシャンが交代でホストを務めてくれて毎回熱く盛り上がります。ボーカルの方は譜面3部持って来てください。
¥1000
<Do Jazzライブ&セッション>
毎月第1土曜日 19:30~(変更あり)
ジャズユニットDo Jazzによるスタンダードを中心とした演奏と来場者参加のセッション。ホーンのアンサンブルと熱のこもった各パートのソロ、そして野崎さんの魅力的なボーカルが聴きもの。
¥1,000
<JATPライブ>
毎月第3土曜日 19:30~(変更あり)
ギターの古立さん、ボーカルのりょうこさんのご夫婦を中心に腕利きのベテランのメンバーが毎月趣向を凝らした楽しいステージを見せてくれます。お客さんを交えたセッションもあり。
¥1,000
ジャズ茶房サライ
〒515-0084 三重県松阪市日野町604サニービル2F
Tel 090-9029-1971 (中條(ちゅうじょう))
E-male serai@jazzserai.com
Jazz Cafe Serai
〒515-0084 Sunny Bldg.2F, Hinomachi604, Matusaka-City, Mie Pref.
E-mail : serai@jazzserai.com